溺れるウリ坊の救出…の巻 |
助けちゃったって言う言い方も変だけど、駆除するイノシシの子供な訳で…。
イノシシ被害を受けている方にとっては迷惑な話で…。
助けて良かったのか悪かったのか、ひじょーに後味の悪い救助となってしまったのでありますぅ。
でもね、目の前にもがいて溺れているウリ坊が流れてきちゃったら知らんぷり出来ませんよ。
朝イチで夫を送りに行って帰って来たら、家の前の道路にウリ坊がいて、うわぁ、可愛い~。なんて車で近付いたらモカが吠えまくってお向かいさんに逃げてしまったの。
ウチの橋に車を停めて、バックからカメラを取り出してお向かいさんに行こうと思ったら、なぜか溺れながら流れて来るもう1頭のウリ坊が目に入り…。
「えぇーっ!?」「えーっ!?」を連呼しながら、何か救えるもの。って庭掃除道具を探しに行きつつ、一瞬カメラを取りに車に戻ろうとした私。(>_<)
そんな撮ってる場合じゃないと(理性があって良かったぁ)、取り合えず大きな柄杓を持って流れるウリ坊に充てたけどウリ坊が柄杓の中に入る訳ないじゃん。
手で柄杓に掴まるわけもない。すぐに柄杓は却下。
急いで大きな熊手を持って走りました。
何度か体に当てるんだけど、無理で…。
流れるウリ坊に伴走しながら、ヒトリごとをかなり発してました。はいっ。
生憎、ここら辺の別荘の人は引き払って誰もいないし携帯もモカもエンジンかかった車に置いたまま。
用水路沿いは我が家の前は綺麗だからいいんですけど、ちょっと先に行ったら雑草ボーボーなんですよ。
酷い話しで、ウンチだってそのままの人もいるんです。
ここにサンダルで入るのって気持ち悪いのに、「うぇ~。」って言いながら雑草の中に入り近づいて何度もトライ。
熊手でも無理だと分かったんで、もう最後は入水して受け止めるしかないと判断。
もうねー、ウリ坊助けて私が溺れたんじゃシャレになんないじゃーん。ってかなり1人で言ってました。
マジで、シャレになんないので溺れる訳に行かず、安全そうな所までダッシュで先の方まで走って、橋に手をかけながら入水。
(そもそも私がダッシュってありませんからぁ。)
こう言う時に限って水かさが多くて膝上まであって、流れも強かったです。
橋に背中を当てて流れを受けたので立っていられたけど、フリーだったら私には危ない感じでした。
で、流れて来るのを待っている時、イノシシって触っていいんだっけ?
なんか病気持ってるんじゃなかったっけ? それってタヌキ?
って頭をグルグルするんだけど助けないわけに行かないし、両手で受け止めて上にあげようとするんだけど、
1回ではあげられなかったですよ。
縁が斜めになっているので、かなり上まで持ち上げないと道路にあげられないんです。
必死で引きあげたら、そこから走って逃げて行くと思ったのに、ハーハーして横たわったまま。
そんな姿を見て、もうパニックな私。
家までケータイを取りに行くのも心配で、近くの民家に助けを求めに入っていきました。
でもねー、おばちゃん「えー、ウリ坊でしょう。」「んもーっ、助けちゃったの?流しちゃってよ。」って…。
「うちの畑荒らされて困ってるんだからぁ。」って…・。(T_T)
まぁ、そうなんですよねー。
大きくなったらイノシシですからぁ…。
でもすぐに知り合いの猟友会の方に電話して下さって、2分くらいで到着。
おじちゃんも、「駆除する方で、助ける方じゃないからなぁ。」って、困惑気味。
「山に放せば逃げてくだろう。」って言いつつも、「お水をたくさん飲んでお腹がパンパンで助からないかもな。」とも。
取り合えず車に積んで走りましたら、ちょうど我が家の所で道路がたくさん濡れている個所があって…。
どうやら親のイノシシも水路に落ちたようなんです。
道路の濡れ具合からすると、親が自分で這い上がって歩いた跡らしい。
でも最初のウリ坊が逃げたお向かいさんの敷地ではなく道路を歩いて反対の方へ…。
猟友会の方は近くの2軒の別荘に檻を置いてあるっておっしゃってましたから、結構いるのですねぇ。
でね、さっきお買い物の前にお向かいさんのお庭を見に行ったら、ウリ坊が私に驚いてウロウロしてるじゃありませんか!
もうー、やだぁー。 どうしよう~。って気分でしたが、どうしてもお買い物に行かないとならず行って帰ってきたら、見える範囲に姿はなく。
でもお向かいさん、すっごく広いお庭なんです。道路から道路まで4つの道路(1つの面を除いて)彼の家。
多分2000坪以上から、どこかにまだ隠れている可能性はありますね。
親と兄弟と離れてどこに行っていいか分からないのかも…。
あーん、どうしよう。(;_:)
そうそう、ウリ坊を抱きあげた時、おとといのフレンチブルのガブちゃんと感触がソックリでしたぁ~。
やっぱりこんなに小さい動物、見て見ぬふりは出来ませんよねぇ。
モカが水路に落ちちゃったら、飛び込んで助けるか?って夫に聞かれて、「えー、私が溺れて死んだら困るでしょ?」「むやみに飛び込まずに助けを呼んだ方がいいのかな?」って言ったら、「うっそー、可愛いモカを見捨てるのか?」って前に言われた事があります。
だって、不幸にも溺れている人を助けに入った人も亡くなる事故って多いじゃないですか…。
だから、むやみに飛び込んだから夫は怒ると思ったら違いました。
「こんな水路に飛び込んだって溺れないよ。助けなさいよー。」ってね。(^^ゞ
1度入って水の力とか体験して訓練しておいた方がいいねー。って話していたのに…。
体験してたら、すんなり入れただろうなぁ。
まっ、ウリ坊でさえ、自然に体が動いちゃったのですから、モカが落ちちゃったら、もちろん入水です。
ただ、モカを抱きあげるって事が私には出来ない為、どうやって道路にあげるかが問題。
こればかりは、モカと一緒に入って訓練出来ないし…。
少し抱きあげれば自力で縁をあがってくれるかもしれませんよね。
(一生、そんな事がない事を願いますけど。)
朝からこんなドタバタ事件があって、さっき気が付いたら腕に擦りキズ…。(>_<) さっそくダンママさんが先日使ってらしたキズバンを買いに走りました。
今日書こうと思っていたネタはまた明日に~。
写真なしの投稿は、多分初めて。
お付き合い下さって、どうもありがとうございました。
今日もザックとモカに会いに来て下さって、ありがとうございました♪
ポチっと応援お願いしまーす。
にほんブログ村
にほんブログ村